高見島
高見島は多度津町の西北7.4kmの沖合いにあり、浦・浜の二つの集落と板持集落跡からなる小島です。
大聖寺
傾斜地の集落の中を散策していると、風情のあるお寺や神社を発見できます。小さな島にもかかわらず、島内には1ケ寺、1神社があります。
石垣の集落
島の大半が山という高見島では、その傾斜を利用して家を建てています。浦集落は約30度という急な傾斜地に、高い石段を階段状に築いて集落を形成しています。
高見八幡
浜集落の高見八幡には、模型和船が1755年(宝歴5年)に奉納されており、この模型は弁才船の縮尺10分の1の精巧な模型で、享保年間以降の特徴をはっきり示しています。
*現在は多度津町立資料館に展示(県指定文化財)
龍王山
龍王山(297.3m)には、宮があり雨乞いや大漁祈願の祭りが行われています。また、山頂からは弥生土器が見つかっており、弥生時代の高地性集落があったとされています。頂上付近にある龍王宮社叢は県指定文化財となっています。