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「柴燈大護摩供」
今日は、11月19日(土)に四国霊場77番札所・道隆寺境内で営まれた「柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)」の様子をふらさく!(*^_^*)
柴燈護摩について
「護摩(ごま)」とは、弘法大師空海が伝えた真言密教の秘法で、炎と共に煩悩を焼き尽くし、神仏に願いを届ける儀式です。
「柴燈護摩(さいとうごま)」は護摩供を屋外で大規模に行うもので、弘法大師の孫弟子にあたる、聖宝理源大師が山岳修行中に行ったことが始まりとされています。
いよいよ「柴燈大護摩供」の始まり…!!
行者姿の僧侶の方々が、太鼓の音と共に読経する中、ヒノキの葉で覆われた護摩壇に火がつけられると、あっという間に、結界の中が白い煙でいっぱいに…!
白い煙が炎にかわると、僧侶の方々に続き、参拝者の方たちも、願いを書いた護摩木を護摩壇に投げ込み、炎と煙に乗せて所願成就を祈っていたよ!
最後に、僧侶の方が素足で炎の上を渡る、「火生三昧耶法(かしょうさんまやほう)」を行いました!
「火生三昧(かしょうざんまい)」は心を静めて一つの事に集中し、身体から智慧の火を生じるような状態で、密教では、お不動様と一体になった状態を言い、智慧の火によって煩悩を焼き尽くすことを象徴します。
僧侶の方が「火生三昧耶法」を終えた後、希望者も火を落とした灰の上を歩き、護摩の御利益を授かりました(*^_^*)!
来年はさくらも歩いてみたいな…♪